タイヤ交換や足回りの整備をする前にやらなくてはならない作業、ジャッキアップです。
慣れてしまえばなんてことはないのですが
一つ間違うと下敷きになったり車体を破損したりする可能性もあるので
注意して作業しましょうー。なんども書きますが全て自己責任ですよ!
今まではホームセンター等で売っている2.5tジャッキを使っていたのですが
古くなりオイル交換をしても高さを長時間保持できなくなり(シール等の限界?)
ハイエースは車重もあるので、ジャッキを新品にしました。
ARCAN(アルカン)の3tスチール/アルミニウム ジャッキです。
アメリカンなサイズなんで、スチール/アルミニウムとなってますが重いです。
商品重量28kgとなっていたので量ってみました。
24.7kg。
上げ下げする棒を付けてないのでこんなもんなんでしょうね。
片手で持てます。がんばれば・・・・
ハイエースのジャッキアップポイントは分かりやすいです。
前後とも車体の左右中央で上げます。
前側は前輪付近の中央部分にジャッキアップポイントがあります。
4WDと2WDでは位置が違うようです。
4WDの方が多少前みたいです。
アンダーカバー等がない部分なので分かりやすいと思います。
ノーマルの車高であればこのジャッキがそのまま入ります。
車高を落としている場合は、タイヤの下になにかをかまして車体を上げないと厳しいかも・・・
後ろ側はデフケース部分で上げます。
後ろ側は多少余裕があるので、車高が低くてもジャッキが入るかも?
ジャッキアップした後に車体下に入る場合はリジットラックを入れて車体を支えましょう。
前側は取扱説明書にあるジャッキアップポイントの横
赤い部分にリジットラックを入れます。
青い部分はジャッキアップポイントですが、リジットラックの形状によってはこちらで支えるのもアリかも?
後ろ側はタイヤハウスのすぐ前側にここで支えてー!といわんばかりの部分があります。
ハイエースの場合は他にも車軸やリーフなどで支えられると思いますが、基本はここなのかな?
この部分でジャッキアップするのはダメです。鉄板が曲がる場合があります。
最後に車体を軽くゆすって、きちんと支えられているか確認しましょう。
ちなみに車載ジャッキの場合は、スライドドアのステップ部分にダルマジャッキが入っています。
ネジを反時計回りに回して取り外します。
ジャッキをかける位置は前側が
先ほどのリジットラックの横ですね。
後ろは
リーフスプリングの後ろ側、リーフスプリングを束ねている金具に出っ張りがあるので
その部分にダルマジャッキの中心の穴を合わせます。
車載工具との組み合わせで回すのですが
(車の取扱説明書に記載があります)
緊急時以外はやろうとは思わないです。
上げるの大変です。
車体を上げる作業をされる場合は、ガレージジャッキを用意するのがおすすめです。